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実力派ジャズシンガー・三橋りえのアルバムのご紹介。

TWO FOR THE ROAD :三橋りえ(RIE MITSUHASHI)

TWO FOR THE ROAD :三橋りえTWO FOR THE ROAD(トゥー・フォー・ザ・ロード) :三橋りえ

〝魅惑のボイス〟ソフィスティケイテッドなりえの世界がここに
gotoh_fs2100年以上の歴史を誇るジャズ界は、圧倒的に男性中心の世界でもある。そんな中、唯一例外なのがジャズ・ヴォーカルだ。
そもそもヴォーカルとは、人間の声にメロディーや歌詞を乗せ、リズムをつけて唄う、非常に原始的とも言える感情の表現方法だと言える。従って高度なテクニックよりも、ハートに直接訴えかける、歌手の声そのもの魅力がとても大切だ。
ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレェ、ヘレン・メリル、ナンシー・ウィルソン . . . 。皆、しっかりトレーニングされた正確な発声や、鋭いリズム感、豊かな表現力を持つのは当然としても、さらに一聴してすぐ解る声色を持っている。現代のように、情報が瞬時に世界中を駆け巡るIT時代には、人々の好みも多種多様であり、個性がとても大切な時代である。
そう考えるとジャズ・シンガーにとって、経済的理由を除けば、この時代もそんなに悪くはない。ポップ・シンガーの様に商業ペースでの売り上げに左右されなくても、無理に流行のリズムを取り入れなくても作品を発表出来るし、本当に唄いたい曲を自分のペースで唄える時代とも言える。
このアルバムもある意味では、そんな、時代の要求にピッタリ合致したアルバムとも言えよう。

1 I’ll Be Seeing You (Fain,Kahal)[3’40”]
2 My Romance (Rodgers,Hart)[2’26”]
3 The Boy From Ipanema (Jobin,Gimbel)[4’06”]
4 Days Of Wine And Roses (Mancini,Mercer)[4’32”]
5 I Wish You Love (Trenel,Beach)[5’36”]
6 After You’ve Gone (Layton,Creamer)[3’16”]
7 My Funny Valentine (Rodgers,Hart)[4’27”]
8 Route 66 (Bob Troup)[3’55”]
9 God Bless’ The Child (Holiday,Herzog Jr.)[5’13”]
10 Blues In The Closet (Oscar Pettiford)[5’06”]
11 Two For The Road (Mancini,Bricusse)[3’02”]
12 Besame Mucho (Consuelo Velazquez)[4’32”]
13 No Moon At All (Evans,Mann)[4’05”]
14 Where Or When (Rodgers,Hart)[4’32”]
15 They Can’t Take That Away From Me (George & Ira Gershwin)[3’41”]

TWO FOR THE ROAD :三橋りえ
定価 ¥3,000(税込価格)R-0159002

企画・制作/MUSAC MUSIC
発売元/HMVP Co.,Ltd.
Manufactured by TONE Co.,Ltd.

★こちらの商品は完売しております

PERSONNEL
Rie Mitsuhashi:vocal 三橋りえ1~15
Michael Kanan:piano マイケル・カナン1~15
Shinichi Sato:bass 佐藤慎一Except 2.11.15
Toru Takahashi:drums 高橋 徹Except 2.11.15
Mitsukuni Kohata:trumpet 木幡光邦3.8.13
Yuzo Kataoka:trombone 片岡雄三3.8.10.13
Kazuhiko Kondo:alto sax 近藤和彦3.8.13
Toshio Miki:tenor sax 三木俊雄1.3.5.8.13
Dairo Miyamoto:baritone sax 宮本大路3.8.13

PROFILE
三橋りえ (Vocal)
千葉県船橋市の出身で、トランペッターだった兄の影響で小さい頃よりジャズ、特にジャズ・ヴォーカルに興味を示す。
大学入学と同時にマーサ三宅氏に師事。
在学中から都内のライヴ・ハウスやホテルのラウンジでプロ活動を始める。
その後、藤田正明(Gt)カルテット、原 信夫とシャープス・アンド・フラッツ等と活動。
この間にNHK・FMのジャズ番組「セッション」(現在のセッション505)や、NHK教育TVに、原 信夫とシャープス・アンド・フラッツ、豊岡 豊とスィング・フェイスと出演。 また高橋達也と東京ユニオンとも共演する。
最近はライヴ活動だけでなく、後進の指導にも力を入れている。
彼女のヴォーカル・スタイルは、広い音域と豊かな声量をいかしたダイナミック唱法と、大胆なリズム感にあるが、今回のアルバム製作にあたっては、もう一度初心に戻り、曲の魅力を引き出す為に、一歩引いた素直な唱法を心掛けている。

マイケル・カナン (Piano)
マイケル・カナンは1963年1月8日ボストン生まれ。ジミー・スコットのアルバム”Holding Back the Years” (Artists only Label)や”Mood Indigo”(Milestone)に参加。他にもMark Jurner、Jorge Rossy等ともレコーディングしている。また演奏活動ではリー・コニッツ、アル・コーン、タル・ファーロー、そしてアラン・ドーソン等と共演しているニューヨーク在住の新進気鋭のピアニストである。彼のリーダーとしてのデビューは ”Conrergence”(Fresh Sound Records)というアルバムで、レニー・トリスターノの作品に挑戦している。また、ダウンビートマガジンで大変味わいの深い崇高なピアニストと 絶賛されたこともある。

Produced by Masaru Uchibori
Arranged by Masaru Uchibori (Excect 2,11,15)
Arranged by Michael Kanan (2,11,15)
Recorded and Mixed by Masato Kitao
Art Direction & Design: Yujiro Tanabe

録音:2001年2月8、9日 バックページ・スタジオ